【MK8DX】N64 レインボーロード【その①】
今回紹介するコースは…
サンダーカップ ファイナルレース「N64 レインボーロード」です!
ハイライトリプレイ動画
当然ですが英語でも"N64 Rainbow Road"です。"Rainbow"は虹を意味する英語ですが、これは雨(Rain)の後に現れる虹色の弓(Bow)に由来します。
美しい大都市の上空に広がる夜空を舞台にしたコース。コース全体が都市上空に浮かんでおり、その名の通り路面は鮮やかな虹色のタイルと真鍮で彩られています。セクションゲートのデティールや、空駆ける蒸気機関車、ヨーロッパ風の街並みなど、全体的にクラシックファンタジーの雰囲気を醸していますね。
リメイク元は、「N64」スペシャルカップのファイナルレースから。シリーズ最長を誇る圧倒的なコース長(公式2000m)が特徴で、他のコースを3週するより、このコースを1週するほうが長いくらいでした。BGMなども合わせて屈指の人気コースでしたが、この度ようやくリメイクされることに。(え?F-Zero X?)
「8」のリメイクコースでもかなり大きくアレンジされた部類にはいります。主な変更点は「反重力ゾーン、ダッシュパネル、グライドパッドなど各種ギミックの追加」「中盤の360度ループが左巻きから右巻きに」「フェンスの一部撤去」「ワンワンがその場でバウンドする障害物扱いに」などが挙げられますが、なによりも「1週フィニッシュのセクション制に変更」が大きいでしょうか。コレを3週はさすがに長いですが、それにしてもちょっと短すぎるかなぁ・・・。コースのアレンジはとてもカッコいいと思うので、もう1.2倍くらい長くてもよかったと思いますね。
演出面も今の技術に合わせて大幅にアレンジ。「舞台が宇宙区間から都市上空に変更」をはじめとして、「路面がグラデーションからタイルに」「ネオンサインを花火で置き換え」「コインを落とす銀河鉄道の追加」などなど。BGMも壮大なオーケストラ調にアレンジされています。ぶっちゃけリメイク元と比較するとほとんど見る影もないのですが、情景の美しさは全コーストップクラス。風景をゆったり眺めているだけでも楽しめますよ。
ポジション的に無印「8」における最後にあたるコースですが、コースの難易度自体は高くありません。フェンスが無いところも多いですが、コース幅が広く一定の為、無理をしなければコースアウトする危険は低め。
一方でダートやショートカットが皆無の為、遅れをとると挽回がかなり難しいコースでもあります。大幅なタイムロスになるコースアウトだけは何が何でも避けたいところです。
その②以降では、スクショとともにコースの各部を観察していきます。
それでは。