【MK8DX】キノピオハーバー【その③】
「キノピオハーバー」その③です。
その②↓
スタート地点のすぐ右側にある建物。海際の立地や、目の前に駅があることから、やはりサンフランシスコの名所「フェリービルディング」がモデル。
・・・と思ったのですが正直あんまり似ていませんね。建物中央に尖塔があるのは一致していますが、高さも足りないし時計もないし・・・。「フェリービルディング」自体も、アメリカでは特別奇抜なデザインというわけではないので、モデルと決めつけるにはやっぱりちょっと苦しいかなぁ・・・。※画像はWikimedia Commonsよりお借りしています。
海の向こうに見えるスタチューオブプリンセスピーチ。ニューヨークにある自由の女神像は、右手に松明、左手に銘板を持っていますが、こちらではそれぞれスターとファイアフラワーに置き換えられています。女神像はアメリカの独立100周年を祝ってフランスより贈呈されたものですが、このピーチ像はどういう経緯で建てられたんでしょうか。権力の誇示?
また、海沿いにはマリーナがあり、小さなヨットが並んでいます。デザインは4種類で、左から「マリオ」「ピーチ」「ヨッシー」「ワリオ」をイメージしたもの。すべてのヨットに「MARIO KART」の文字があり、同じデザインのものが複数存在することから、宣伝を兼ねたレンタルヨットかと思われます。
「キノピオハーバー」を宣伝するポスター。ピーチ像を全面に押し出しているところをみても、やはりマリオワールド内でも観光名所のようです。ポスターは他にも、「Burning DK」「Women of Racing Organization」など、何種類かが貼られています。
スタート直後の分岐にあるダッシュランプを備えた船。サイズやデザイン的に、主に港湾内の諸作業で使用されるタグボートの類かと思われます。この手の船は小さいわりにとても力持ちで、空母を押して動かすことすらできるそうですよ。船体に取り付けられた緩衝用のタイヤには、抜かりなく「MARIO KART」の文字が書かれています。
序盤のマーケットエリア。見ていて不安になる形状のビルが建っています。中は階段しかないんじゃないでしょうか・・・。このほかにも異様に薄い・細い建物がぽつぽつあったりしますが、走っていればまず普通の街並みにしかみえません。そのあたりのバランスの取り方はやはり素晴らしいですね。
同じくマーケットエリアに張られたテントの上から。なんとなく「バッタンキングのとりで」を思い出します。コース中盤の分岐があるあたりは城砦のようになっており、この高台もその一角のようです。南北戦争の名残でアメリカにはこういった砦の遺構が結構あるらしく、そのあたりをイメージしたのかもしれませんね。
終盤の丘の上から。近くからでは見えにくいですが、城砦の中央にはベルを備えた大きな時計塔が建っています。むしろこっちのほうが「フェリービルディング」の尖塔っぽいですね・・・。
「キノピオハーバー」その③、いかがだったでしょうか。このコースも見どころが多く、まだ消化しきれていないスクリーンショットがたくさんあります。そのうちコース内のお店を紹介する記事なんかも作りたいですね。
今回はこれまで。
それでは~。